【映像レビュー】2009年武道館公演

このページでは、2009年の武道館公演が収録されている映像作品「DEEN at 武道館 2009 ~LIVE JOY SPECIAL~」について紹介&レビューをしていきます。

基本情報

タイトルDEEN at 武道館 2009 ~LIVE JOY SPECIAL~
DVD版のみ<PREMIUM EDITION>が最後に付きます。
リリース2009年11月4日(DVD版、Blu-ray版)
※Blu-ray版は1週間早く発売されたらしい。
収録内容1. ライブ「DEEN LIVE JOY Special 日本武道館 2009」
 (セットリストはノーカットで収録)
2. Document film”DEEN at 武道館 2009 Special”
制作Ariola Japan
形態・DVD版(ライブ映像、Document Film、オールカラー豪華写真集(84P))
・Blu-ray版(ライブ映像)

メモ

  • DEEN2年連続2度目となる武道館公演を今回もセットリストノーカットで収録。
  • DVD版は「完全初回限定愛蔵盤」となっており、キラキラなBOX、約30分のドキュメント映像、写真集が付録
  • Blu-ray版はライブ映像のみだが、DVD版よりも1週間早くリリースされている。
  • 販売元は「BMG Japan」から「Ariola Japan」に変更されている。これはBMGが吸収合併されたことによる。

ジャケット

~DVD版~

BOXBOX(側面)DVD①DVD②写真集

豪華キラキラBOXは銀色に輝いています!風に乗って立ち向かえそうですね♪
DVDは2枚仕様なので、パッケージも2種類あります!どっちもかっこいい!
一番右のミラーボールの写真は写真集の表紙です。Let’s grooveはしておりません!

~Blu-ray版~

表面裏面

こちらは、「Blu-ray版」のジャケットです。
DVD版とは違ってメンバー側から観客を見ているような写真が使われています!

メニュー画面

ディスクを起動した後に表示されるメニュー画面は、合計6種類の壁紙がスライドショーで流れます。
DVD版・Blu-ray版ともに同じ壁紙だと思います。(未確認です…)

パターン1パターン2パターン3
パターン4パターン5パターン6

リンク

リンクは特にありません。
【映像レビュー】2008年武道館公演 でも書いたように、この時代はまだSNSがまだ発達していない時代ですね。

セットリスト

このライブのセットリストは以下の通り。

ノーカットなので、映像にすべて入っていますよ!

レビュー

2年連続となった武道館公演!

2008年に初めて武道館公演を開催し、無事に成功しました!
その際、池森さんが「毎年やるぞ!」と発言したことで、2009年も2年連続での開催となりました!
(その発言がスタッフへの熱いゲキになった、かどうかはわかりません笑)

ライブのタイトルに注目すると、「LIVE JOY Special」となっていますね!
気が付いたときにはこの「LIVE JOY Special」というタイトルが付いていましたが、2009年が最初だったんですね!

(これが初めてという訳ではありません。最初は、1999年に横浜アリーナで開催されたものだと思います。)

2008年は1回目ということもあり、”LIVE JOY”に対する意識までは無かったのでしょう。
それを経ての2回目!と来れば、やはりDEENのライブと言えば”LIVE JOY”なんでしょうね!

暗転しているところで確認できますが、今回のペンライトは青色のようです。
前回は白色でしたかね?会場全体が一色に染まる光景は観客側から見てもキレイです!
メンバーから見たらなおさらのことでしょう。

キャストが豪華!

前回は「ストリングスチーム」のみでしたが、今回はそれに新たなメンバーを加えた、豪華なキャスト陣でした!
トランペットやサックスなどの「ブラスチーム」、ライブをより華やかにする「ダンスチーム」(モンキーアラウンドというチームのようです)、そして、ヒップホップ系デュオの「JtoS」と、こうして書き出すとめっちゃ増えてますね笑

ちなみに「JtoS」さんは、16th Al「NEXT STAGE」の楽曲「Dance with My Music」で共演しています!
この時は事務所が同じだったのも縁なのかもしれません。
ハワイ系のヒップホップらしいので、池森さん好きそう笑

20周年までは続けたい!

アコースティックコーナーのMC中、山根さんから「来年もやる?」と聞かれた池森さんは「もちろん」と回答しています。
ライブの最後に言うのではなく、ライブ中盤で言うのはビックリですね笑
それくらい続けたいという意思が強かったんだなって思いました。

さらに池森さんは続けて、「20周年までは続けたい」とさらなる継続を意識しています!
これにはファンも大喜びですよね!

ただ、その後に「たとえ半分になっても」と、ネガティブ発言が飛び出しています笑
しまいには、センターステージや暗幕でかさ増ししようなんて言い出す始末で、池森さんが「アディダスマークみたいにステージ増やそう」という、ちょっと「?」となる天然発言も出しながら面白いトークをしてくれています!

(徐々に人数は減っていったのは事実かも…)

今回は余裕があるメンバー

2008年の武道館は、メンバーがめちゃめちゃ緊張しています。
しゃべり方も固いような気も…

そんな2008年とは違って、この2009年はいつものDEENのライブのようなトークをしているのがいいですね!
田川さんはずっとボケているので、変わらないんですけど笑
池森さんのトークが明らかに慣れてきた感じになっています!
(この慣れてきた感じというのは、DVD付属のドキュメントでも話してますね。)

来場者全員にカーネーションをプレゼント!

この2009年武道館も、前年に引き続いて満員御礼だったようです!
嬉しいですね~
空席の目立つライブはやっぱり寂しいです…

2009年の武道館は5/9に開催されています。
さて、翌日は何の日でしょう?
ん?全然聞こえません!(山根さん風)

実はメイクの日…でもあるのですが、翌日が母の日なんですね。
それも相まって、来場者全員にカーネーションがプレゼントされたそうです!

花をプレゼントするって、DEENも粋なことしてくれますね!!
親あっての自分、というのは常々池森さんも言っていることなので、親を大切にする気持ちを忘れないということは素晴らしいと思います!

この日の帰り道の電車でカーネーションを持っている人を見かけたら、「あ、DEENのライブ行ったんだ」って気づけるから、そこから友情が生まれる…
なんて話もしていました笑

DEENは家族だけでなく、スタッフにもしっかり気を配っています!
アコースティックコーナーのトークで、「DEEN’sスタッフは深夜12時から寝ずに準備しているんです!」と池森さんが言っていました。

カラオケの映像でよく見る、あの早送りで流れる準備を深夜からやっているわけですね。
大変な苦労があってライブが開催できるわけですから、ファンも感謝しないといけませんね!

(個人的に深夜12時からというのが気になりました。本当にその日1日を借りるということなんでしょうね。日をまたぐと2日分お金がかかるのだと思います。)

映像作品としてもこだわりが!

映像を見ていて思ったのですが、今回の映像は演出にも凝っていますね。
所々でモノクロだったり、モノクロに赤色が付いたりするような加工がなされているところもポイントです!
これをいいと思うかどうかは人それぞれだと思いますが、映像作品という側面でも評価できるかもしれませんね。

当時の思い出とか、ライブに集中したい人にはちょっといらない要素かもしれませんが…

こういう人におすすめ!!

  1. 珍しいアレンジが聴きたい人(「MY LOVE」「LOVE FOREVER」など)
  2. 観客と一体感のあるライブが見たい人(大合唱に加えて今回は振りも!)
  3. ライブにはない、映像的な効果も楽しみたい人
  4. 低姿勢なシャン様を見たい人
  5. 池森さんのかわいい一面に加えて、貴重なタンクトップ姿が見たい人
  6. メンバーの楽しいトークが見たい人(田川さんのボケ、山根さんの軽快なトーク)

~管理人的見どころ~

管理人的、このライブの見どころは次の通りです!

  1. 前半戦は2008年武道館の再演!?
  2. メドレーはけっこう貴重!
  3. アコースティックコーナーのアレンジが素晴らしい!
  4. トークはいつもの感じの楽しさ復活♪
  5. 「NEXT STAGE」の曲が多い?
  6. 後半戦は振りがたくさん!
  7. 大爆笑の”シャン様”
  8. 豪華で振りも付いた「歌になろう」
  9. ダブルアンコールでは新曲を披露!

1. 前半戦は2008年武道館の再演!?

今回のオープニング映像には、昨年の武道館公演のダイジェスト映像が使われています。
前回の感動を思い起こさせてくれるようでいいですね~!

その映像が終了すると、セトリの1曲目が始まります!
今回の1曲目は…「Memories」
映像からのイントロがかっこよくて好きです!

これはオリジナルってぽいような…?なんて思っていたら、急に二人組が登場してラップを披露!
先ほども書きましたように、「JtoS」さんですね!
オリジナルっぽいラップをしていますが、若干違う感じがするので、「JtoS」さんオリジナルの詞もあるのかもしれません。

(「Memories」のあのラップ部分、マジでなんて言っているのかわかりません笑)

今回の池森さんはステージのセンターにある階段から登場!
前回がド派手だっただけにやや地味さを感じてしまうところはありますが、毎回ドーン!なんてやれないですよね。
メンバーの黒い衣装がかっこいい!

にしても、この「Memories」ってとってもライブ映えするんですよね~!
CD音源だと重低音が弱すぎるのか、すごく軽い感じに聴こえてしまって残念なんですが、ライブではより強調されて聴こえてくるので、めちゃめちゃかっこいいです!!
サビでは田川さんが足元もペダルを踏みながら弾く”ワム”の音が聴こえるのですが、この音がすごく好きです!

(たぶんワムっていうと思うんですけど、合っているかどうかは自信がありません笑)

しかも田川さん、最後のサビの「抱きしめたい叶うなら」というフレーズで、抱きしめるポーズしてるんですよね。
これは、2018年の武道館でもやっていて印象的(YouTubeのダイジェスト動画にもそのシーンが入っています。)だったんですが、2018年でしかやっていないのかと思っていました。
割と昔からやっていたことに驚きましたね笑

2曲目には「ひとりじゃない」
ライブの後半で盛り上げる曲の印象が強いので、2曲目に来るのは意外でした。
レアな曲順ですけど、後半のイメージが強すぎて違和感しかありませんね笑
間奏の最後に田川さんがケンケンしながら池森さんのいるセンターへ行くシーンいいですよね~
その後、池森さんが田川さんの肩に手をかけながら歌うんです!
これは2008年武道館の再演ですね!!
ただ、ライブ序盤ということもあって山根さんが座ったまま動けないでいるのが悲しい…

その後は「瞳そらさないで」「このまま君だけを奪い去りたい」「夢であるように」と、まるで、前回の武道館をハイライトしているような前半のセトリです!

「このまま君だけを奪い去りたい」
個人的に間奏のギターソロに注目しちゃうんですけど、このライブではオリジナルに近い感じでした。
アレンジはちょっと加えていますが、最後の方の速弾きもオリジナル並み。
ちょっと悲しい…

2008年は本編の最後だった「夢であるように」もここで登場!
Aメロのギター丁寧に弾く田川さんが好きです。
めっちゃいい泣きです!!
間奏のギターソロは相変わらず最高で2008年と変わっている感じはありませんでした。

にしても、冒頭から有名曲連発しすぎじゃないですか!?
盛り上がる曲ばかりではありませんが、序盤から飛ばしてますよね!
まるで、前回の2008年武道館公演を圧縮したような、振り返っているようなセトリだなと思いました。

2. メドレーはけっこう貴重!

バラードメドレーの曲はアレンジがとにかく貴重です!

いきなり「きみさえいれば~♪」って歌い始めるんです!

き、君さえいれば⁉バリバリのロックソングなんですけど…

なんて思っていたら、冒頭だけでした笑
そういう使い方もあるんですね~

その後、「君がいない夏」「Teenage dream」とバラードメドレーの定番曲が続いた後に披露した曲が「MY LOVE」

マジすか⁉
「MY LOVE」はフルコーラスでしかやったことないと思っていたので、メドレーで登場するのはビックリしましたね。
やはりフルコーラスではなく、変則的なアレンジだったので違和感はありました…
(間奏から入って1番に戻り、サビはラストの部分)

「MY LOVE」の後は「思いきり 笑って」
ようやく来ましたね。シングル曲以外の曲が!!
2008年からの縛りがようやく外れたように思っちゃいました笑

そして、メドレー最後を締めるのは「翼を広げて」

え、ここで来ます?しかもちゃんと大合唱もやっているじゃないですか!

今回はアカペラではなく、山根さんのピアノ伴奏付き!
2008年は「翼を広げてー」と伸ばす勢「翼を広げて 旅立つ君に」とサビを歌う勢で大きく分かれていましたが、今回は「翼を広げてー」と伸ばす勢があまりいないように聴こえました笑

一番最後の「愛してたよー!」はマイクを横に置いてマイクにも声が入る配慮を見せながらも声を張り上げるような熱唱ぶりを見せる池森さんに感動しちゃいます。
前回がアンコールの最後だっただけに、もうライブ終わりかな?と思ってしまいますね。

3. アコースティックコーナーのアレンジが素晴らしい!

昨年同様にアコースティックコーナーはセンターステージに3人座っての披露でした。
今回のアコースティックコーナーの選曲は、ファン投票で選ばれた上位の曲から選ばれたそうです。

そんなファン投票で選ばれた曲は「夢の蕾」と「いつかきっと…」
なかなか渋いチョイスですよね~

「夢の蕾」は春をテーマにした曲ということで、ライブでもなかなか披露する機会がない曲でした。

(「桜の下で逢いましょう」など春うたは確かにレア感がありますね。)

感想は、アレンジが本当に素晴らしい!ということです!
特に、サビの部分で田川さんがギターを叩いて音を出しているんですが、それがいいアクセントすぎて最高ですね。
オリジナル曲にはないいいアレンジが聴けるのがこのコーナーの醍醐味です!
カメラワークでは、山根さん側の下から撮影されているシーンが、奥で歌っている池森さんも映っていて好きですね!

「いつかきっと…」では、一転して楽しそうにギターを弾いている田川さんが印象的でした。

アコースティックコーナーはどうしてもギターに目が行きがちなので、そういった感想になりがちになってしまいます笑
次いで、コーラスがキレイっていう感想も多いですね…あれ?池森さんが全然出てこない笑
(池森さんはいつもいい声してるから感想には出てこないということですね!)

「いつかきっと…」を歌い終えた後に、マイクをくるっと回転させて、よけてから礼する池森さんがなんか懐かしく感じました。
この頃はよくやっていましたよね!

4. トークはいつもの感じの楽しさ復活♪

前回の2008年公演はとにかく緊張しているのがよくわかるくらい、トークが固かった印象がありました。
それを経ての2009年公演は緊張感もいい感じに取れているのか、フランクに話していて、いつものDEENって感じのトークになっています!
(実際、池森さんもインタビューで、昨年は緊張したというようなことを話しています)

そんなトークなどのMCではメンバーそれぞれに面白さがあるので、ご紹介します笑

・池森さんのみどころ

池森さん、アコースティックコーナーで何とタンクトップ着てます!!
ただでさえ、お肌を見せることの少ない池森さんですが、タンクトップなんていつぶりでしょうか?
着ているなら90年代とかだと思いますが、記憶にございません笑
→逆に、これ以降で池森さんがタンクトップを着ている姿を見た記憶もないので、実質これが最後のタンクトップ姿かもしれません…
(田川さんはよく着てますね!)

(本編最後のMCにて)
池森さん「次が最後の1曲となりましたが…」
観客「えー!」
池森さん「声が小さい!」
観客「えぇーーー!」
って言ってから、「リーダーこれ一回言ってみたかった!」とキャッキャと話すシーンがめっちゃかわいいです笑

(ダブルアンコールでのMCで)
田川さんの話しているときに、田川さんのネックレスをシャツの中から出してあげている池森さんがかわいかったです。

ドキュメンタリー映像での池森さんの一言
「JOYがJOYってほしい」

・山根さんのみどころ

すごく汗をかいています。
前回は動いてなかったからか、あまり汗が目立つシーンはありませんでした。
今回は、汗だくになりながらステージを動き回っているシーンをよく見かけます!
かつては汗だくになりながら、「瞳そらさないで」のイントロ部分を激しく弾いていましよね~。

けっこう毒を吐く山根さん。
アコースティックコーナーのMCで、「去年も2階席の人~?」と質問
手を挙げた人たちに「それはなんでなんでしょう?普段の行い的な話ですか?」
となかなか攻めますね笑
その矛先はアリーナ席の人たちにも向かい、「あなた達は恵まれてるんですよ!」
とチクリ笑
メンバーはみんな優しい人たちなので、あまり毒を吐くような発言をすることはないのですが、山根さんに限ってはズバッと言うことがけっこうあります笑
他の二人とは違った面が見られていいですね!
最後は、池森さんに「リーダーなんだからなんか権力あるでしょ!次はアリーナにしてあげて」と言われて返す言葉がなかった山根さんでした~笑

ライブの最後にコメントする際、山根さんにマイクを渡すときに池森さんが山根さんのおでこにマイクを当てるのが定番になっています笑
それに対して、山根さんの反応が薄めなんですよね。変にツッコむわけでもなく。
それが山根さんらしくていいですね!

そして、定番の「やまねっちコール」をした後に、「今日一番の盛り上がりでした!」と言って、メンバーがコケるくだりも見られます笑
「やっと皆さんと一つになれたと思います!」でまたコケる笑
この流れ好きです!

・田川さんの見どころ

安定のボケ笑
アコースティックコーナーのMCでは某お昼の長寿番組「〇いとも」のパロディを昨年に引き続きやりました!

今日は天気が持ちましたね→そうですね
皆さん今日は何で来られたんですかね?→総武線
電車の上にある線って何でしたっけ?→送電線
ドレミファ…→ソですね

と、去年以上のボケ倒しをやってくれました笑
前日にお風呂で考えたって言ってたのがかわいかったです笑

最初の自己紹介でキャッチコピーを言う田川さん
「ちょっと気さくな昭和の少年田川伸治です!」
それについていけず「キャッチコピーはなかった」山根さん笑

そんなボケ倒す田川さんですが、ライブの最後の挨拶では、きっちりまとまったコメントをします!
これには、山根さんも「話す順番変えてくれない?」とこぼしてしまうほど。
観客から聞いていても、いつも田川さんは言うべきことをきっちりまとめて言うのですごいな~と思います!

5. 「NEXT STAGE」の曲が多い?

2009年2月25日に16枚目のアルバム「DEEN NEXT STAGE」がリリースされました。
なのでタイミング的にはそのアルバムからセットリストに組み込まれることは自然なのかもしれません。

まずは、アコースティックコーナーが終わった後の「ノスタル~遠い約束~」
ストリングスチームはここで初登場しました!
静かな曲なので、ストリングスの前奏が豪華でよりいい雰囲気になりますね!

個人的に、サビの最後の部分「握った手は離さない」を
「にぎいったてははなーさなーぁいー」とオリジナルと違った感じで歌っているところが好きです!、
オリジナルは「にぎいったてははなーさーないー」です!(伝われ笑)

「永遠の明日」は前年にヒットした名曲!やらないはずがありませんよね~。
冒頭のみやーんこと、宮野和也さんのベースがブーンってなるところが好きですね!
この頃は間奏後のラスサビに入る直前に「チッチッチッ」ってドラムが入るんですよね~
最近はオリジナルに合わせるように、その部分のドラムが入らなくなったから聴くことができないので、少し残念です。
20周年をすぎてからだと思いますが、生演奏感があって個人的には好きでした。
そういう意味でも、その部分にドラムの音が入ってくるのが懐かしく思いましたね。

後半のメドレーには「リトル・ヒーロー」
この曲といえば、サビの振りですよね!
このライブでも当然のように池森さんが振りをしながら歌っていますが、なんと観客の方も普通に振りをやっています!
初披露でこのクオリティはちょっと違和感が…

「DEEN NEXT STAGE」は2月末にリリースされているので、年末から始まった「LIVE JOY Break13」でも披露されていたのかもしれません!
ただ、それをライブ映像で確認することはできません…
「LIVE JOY Break13」は映像化されているのですが、「カウントダウンライブ」の映像なんですよね~
この映像には見当たらないですし、カウントダウンライブだとちょっと違うセトリになっている可能性もあります。真相は当時を知るファンだけですね~
こういうところでファン歴の浅さが出るのが悔しいところ…

5. 後半戦は振りがたくさん!

・後半のメドレーは”振り”のある曲中心の「Groovin’ Medley」
「Sha・la・la・la ~Iwish~」とか「ひとりぼっちのAnniversary」はけっこうレアだと思います!
この頃はよく披露していた「眠ったままの情熱」「果てない世界へ」もいいですね!
池森さんの「…(溜めに溜めて)…そろそろ本気出そうかぃ!」はやっぱり好きですし、「果てない世界へ」では手を振りたいです!

メドレーの中で特に良いと思ったのが「LOVE FOREVER」
しっとりバラードのようなアレンジってあまり見かけない気がします。

先ほどのレア曲として挙げていた「ひとりぼっちのAnniversary」は、間奏にDEENには数少ないキーボードソロが入っているんですよね!
このキーボードソロめっちゃ好きなんですが、映像ではなぜか山根さんのシーンが入っていないんです…。
貴重なソロだから映してほしかったですね。

「STRONG SOUL」では、センターステージで池森さんがカメラを持って撮影するシーンがあります。
普段見ることができない、DEEN側から観客を見ているような映像で面白い試みだと思いました!
ただ、ライブ中の池森さんがそんなに上手に撮れるわけでもなく…笑
雰囲気だけでも味わえてよかったです!

(そういえば、後々全国を巡るツアーで同じことやってたような…笑)

6. 大爆笑の”シャン様”

アンコール一発目で”シャン様”こと「上海ロックスター」登場です笑
前回は「ひとりじゃない」の前に観客をにぎやかしただけのような感じで名乗った覚えはなく、自身の曲も歌っていなかったですが、今回はたっぷり時間をもらえてます笑
ただ、最初に流れた映像がシュールですし、なぜかMCが低姿勢なんですよね。
アメリカで大成功した人のはずなのに、全く威厳を感じられないところがシャン様なんでしょうね笑

先ほどシュールと書いた映像はアンコールが始まるタイミングで流れます!
本人曰く、「ライブ前によく行く場所」という公園でのインタビューに始まり、そこから武道館へ向かうロックスター。
ちゃんと地下鉄に乗ってやってきて、武道館最寄りの「九段下駅」のエスカレーターから上がってくるシーンがありました笑

(収録したのが平日の夕方だったのか、一般の人がめちゃめちゃ映り込んでいて、あの格好で撮影するのは恥ずかしかっただろうなと思いました笑。また、周りの人への配慮が少ないところにも時代を感じてしまいますね。)

歌った曲は「ロンリーウルフ~上海ロックスター Episode 3~」
これも「NEXT STAGE」に収録されていますね!
数少ないレパートリーの中から歌ってくれました笑
Aメロに入る前にけっこう長めのセリフを言っているのですが、なぜか釧路でマグロ漁船に乗っていたロックスター。
よく行ったお店があったようですが、その店の名前を言うのに引っ張りまくった挙句、最後は「ヒーハー!!」と言ってAメロに入ってしまい、わからずじまいでした。
しかもキーを下げています笑
ハイトーンボイスが魅力のロックスターも年齢には勝てないですかね。
最後の「He is lonely wolf ロックスター!」のアレンジが好きです!

~面白かったシーン~
演奏するために呼んだ、DEENのメンバーが何か首に巻いていることに気づいたロックスター。
シャン様「何すかそれ?美輪明宏さん?」
田川さん「おい」
田川さんの「おい」が割とふざけていないツッコミに聞こえてなんか面白かったです笑

ロックスターが歌い終えてステージ袖へと帰っていった後、着替え終えた山根さんがすぐ出てきてビックリしました。

(いや、なんでもありません。)

7. 豪華で振りも付いた「歌になろう」

武道館でしか歌わないことにしている「歌になろう」ですが、今回はキャスト総出演での披露となりました!
サビではみんなで振りをします。
2008年の「歌になろう」では、サビの部分に振り付けが無かったので、2009年から始まったようです。
そして、大合唱。これは武道館ならではですし、このために武道館があるようなものです!

歌と全然関係ないのですが、サポメンが着ていたTシャツに書かれていたことが気になりました笑
「DEENは16歳だからカーニバルin武道館
 DEENサポートスタッフ」

どういった経緯で作られたのでしょうね笑

8. ダブルアンコールでは新曲を披露!

アンコールで終わり…かと思いきや、”ダブルアンコール”がありました!
今ではほとんどやることがないので貴重だと思います。

披露したのは「Celebrate」
これは当時の最新シングルになるわけですが、かなり最新です!!
「Celebrate」は4月29日にリリースされ、武道館公演は5月9日。つまり、リリースされてから10日しか経っていないんです!
そんなリリースしたてのシングルを聴くことができたのは嬉しいですよね!!
ちなみに2008年の時はセンターステージで歌っていたと思いますが、今回はステージにある階段に座って演奏していました。
ストリングスチームも入っていたのも良かったですね。

演奏が終わり最後のMCで、メンバー3人がマイクを使わないで「ありがとうー!」と言うシーンは最高です!
また挨拶の後、通常はステージの袖に戻っていくのですが、今回はダブルアンコールで座っていた階段を上がってステージのセンターから姿を消す帰り方だったのが斬新でした。

ー----

以上が見どころになります。

2009年武道館はあまり見ていなかったライブだったのですが、レアなアレンジだったりトークが面白かったりして他のライブとは違った見どころがありました。
この記事を書くために見返したのですが、こうした前に見たときには気づけなかった新しい発見があるので定期的に見返したいですね。

特典など

「Document film”DEEN at 武道館 2009 Special”」というドキュメント映像が収録されています。

約18分のドキュメントフィルムで、こういったドキュメント映像は2008年武道館の映像作品にも収録されており前作に引き続いた形ですね。

2009年武道館にかける思いなどをメンバーが語っているのですが、前回とは明らかに心境が違っていることがよくわかります。
コメントをいくつか抜粋すると
・今年は表情明るくなるね
・去年のインタビューの表情は不安が出てた
・JOYがJOYってほしい
・目の前に制作があれば制作に、ライブがあればライブに、武道館なら武道館
・位置づけは変わってない
・LIVE JOY Break13の最終日より良くなっていたい。ただそれだけ
と、やはり2008年のライブは緊張や不安が大きかったことがうかがえます。
慣れてしまえば、いつものライブと同じようなスタンスで臨もうとしているところにプロ意識を感じました。
(もちろん武道館が特別な場所であることは間違いありません。)

その他、面白かったポイントとしては
・武道館控室での田川さんの後ろにシャン様衣装が!
・ライブ前によくやっていた「We can change the world」をメンバーで歌うシーンが入っていますが、これにサポメンのみやーんとHIDEさんも加わっているのがいいですよね。
・最後にフレンズさんがメッセージボードを持ってメッセージを言っている映像が流れます。当時からライブに行っていれば映像に自分が残っていたのかもしれませんね。

ちなみに、この映像作品には入っていませんが、演奏の音源化もされています!
ただし、2008年武道館のように、CD作品としてリリースはされておらず、配信のみとなっています。
しかも、後々リリースされる「ALL TIME LIVE BEST」の作品の一つとしてのリリースなので、映像作品と1年くらいリリースに時差があります。
音源化はすべての楽曲ではありませんが、「夢の蕾」や「いつかきっと…」というアコースティックコーナーの2曲や上海ロックスターなどがあるので気になる楽曲だけ購入するのもありかもしれません。

管理者の小言

今回のアコースティックコーナーの選曲はファン投票によって決まったらしいですね。
管理人自身、そういったファンからの希望をライブに反映してくれると楽しいだろうなと思っていたので、いい企画だと思います。
そのことを知らずに、「そういった企画やってみては?」とDEENの公式サイトの問い合わせに送ったことがあったのですが、向こうからしたら「もうやってますよ苦笑」って感じだったんでしょうね~笑

池森さんがタンクトップを着ていたことも注目ポイントの一つ!?ですが、タンクトップというと、「タンクトップサタデーサンデー」というダンスユニットを思い出しました。
名前を縮めて、通称「タン・サ・サ」と呼ばれており、いつの間にか「タン・サ・サ」に改名しましたね。
ビーイング系列でやっていた「いつありのぶら街」という番組を見ており、そこに出演していたメンバーから知りましたが、先ほどの改名やメンバーの脱退を経て、現在は活動を終了しているようです。
名前はかなりインパクトあるので忘れないような気がします。


いかがでしたでしょうか?
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感想もお待ちしております。

え、欲しい情報がなかった?
公式サイトとかWikipedia(ページありませんでした…)をご覧になると解決するかも?

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