【CDレビュー】The DAY

この記事では、DEEN4枚目アルバム、「The DAY」について紹介&レビューしていきます。

基本情報

タイトルThe DAY
リリース1998年12月16日(水)
収録曲01. ONE DAY
02. love me
03. 手ごたえのない愛
04. GRAVITY
05. VOYAGE
06. Guilty ~消えることのない罪~
07. 逢いにゆくよ
08. 眠ったままの情熱
09. さよなら
10. 君さえいれば
11. 君のないholiday
12. A day in my life
レーベルBMG JAPAN .INC
形態通常盤のみ

メモ

  • DEEN史上最もロックなアルバム。DEENのロックはこれを聴けばOK!といえる1枚!
  • これまでの爽やか路線とは変わってクールな雰囲気
  • ジャケットの池森さんはもちろん、裏ジャケットのみんなもカッコいい
  • 作曲や編曲が「DEEN」名義になっている曲が多い。

ジャケット

リンク

特にありません。(2022年7月時点)

CDレビュー

ONE DAY

作詞:池森秀一、作曲:宇津本直紀、編曲:DEEN

Introduction感があふれる短い歌。

こんな二次会(ばしょ)で偶然君に逢うなんて…

二次会でばったり見かけてしまったことで、そこから恋が突然よみがえるんですね!

夜明け感がすごくあって、早朝から出かけるときなんか特に聴きたくなります!
確か1周目の47ツアーのセトリはこの曲から始まったんですよね〜。
宇津本さん作曲の楽曲はやっぱりいいですね!

love me♪

作詞:池森秀一、作曲:山根公路、編曲:池田大介

12th Sg 「君がいない夏」のカップリング曲ですね!
イントロがすごく好きで、「ONE DAY」と同じく、夜明けに聴きたくなる曲です。

表記はしていませんが、実はアルバムバージョンになっています!
シングルの時にはあった、「イントロの車の行き交う音」が入っていなかったり、「間奏のギターソロ」が変わっていたりします。両方持っている方は聴き比べてみてください!

2020年の初めにあった「LIVE JOY Break22」は、ファンのリクエスト投票によってセットリストが決まったライブだったんですが、その投票で1位になった曲です!
(公式YouTubeに動画が上がっています!)
カップリング曲ですし、ファンでないと知らない曲で確かに隠れた名曲ではありますが、代表曲「このまま君だけを奪い去りたい」や「夢であるように」を抑えての1位は意外でしたね。

ライブで聴く「love me」はアウトロがフェードアウトせず、「Don’t wanna be any go」と歌って終わります。(英語合ってる?笑)
ここのコーラスがキレイで生で聴けたのは嬉しかったですね。

手ごたえのない愛♪

作詞:小松未歩、作曲:小松未歩、編曲:徳永暁人

16thシングル。
シングル曲は、シングル曲のページで紹介しましょう(笑)

GRAVITY♪

作詞:池森秀一、作曲:DEEN、編曲:DEEN & 池田大介

歌詞が斬新な一曲。

一雨きそうな低い空
重い気圧に潰されそう
月が地球を回るように君に引き込まれる

など、恋にまつわる自分の心理を地球で例えているんですよね!
池森さんの歌詞はストレートな歌詞が多いイメージを持っているので、こういった比喩表現の多い歌詞は珍しいし、面白いですね。

また、ライブではあまり披露されていないレア曲でもあります!
3回行われたレア曲だけをやるライブ「マニアックナイトW(‘0’)W」でも披露されていません!
最後に披露されたのは、「LIVE JOY-Break17」で披露されて以来だと思います。
(「LIVE JOY-Break15」で披露していたとばかり思っていました。もしかしたら映像作品として残っていないだけで、実際は披露しているかもしれません。Break17行ったのに忘れてました(笑) 映像化はよ

注目ポイントの一つとして、作曲の名義がDEENなんですよね。
作曲DEENといえば…有名な曲が1曲ありますが、それ以外だとこのアルバム前後くらいにしかないので、なかなかお目にかかれないレアな曲の一つです!

VOYAGE♪

作詞:池森秀一、作曲:山根公路・宇津本直紀、編曲:池田大介

笛の音から始まるイントロ。(尺八?)
どんよりとしたグレーな雲ではない、白い雲のくもりを自分はイメージします。

歌詞は規模の大きいものになっていますよ!
要約すると…

数千億の歴史を持つ地球から見れば
自分はなんて小さい存在なんだ
永住の地なんていらないから
日の当たる場所を探して旅を続ける…

のような歌詞でしょうか?
VOYAGE(船旅)をしているのは、僕らを乗せた青い地球です。
ジャケットやCDにも地球がプリントされているので、そういうテーマなんだろうなと思います。

なんといっても、サビの「燃え上がれ」で燃えますよね。
これも「love me」と同様に「Break22」で披露されましたが、「VOYAGE → love me」と2つを並べることで「LIVE JOY-Break13」と同じ流れを再現しています!
Break13」と違うのは、どちらも原曲キーだということ。
しゃがみこんで力強く歌い上げる「Break13」も好きですが、やはり原曲キーは聴いていて気持ち良いですね!

Guilty ~消えることのない罪~♪

作詞:池森秀一、作曲:山根公路、編曲:DEEN

実は人気のある曲です!
1回目の「マニアックナイトW(‘0’)W」では、リクエストの中で人気のあった4曲の内の1つに選ばれています。
(43rd Sg「千回恋心!」に音源が収録されていますね。)
実はそれを知るまではあまり聴いてこなかったんですが、改めて聴くと名曲ですね~。

歌詞はなかなか重いです(笑)
何がGuilty(罪)なのか、分かりやすく言えば「浮気」なんでしょうね。
付き合っているにもかかわらず、他の女(ひと)を好きになろうとしてしまった。
でも、相手の人は攻めることなく、むしろ包み込んでくれた。
その優しさが自分のしてしまった過ちに対する罪を大きくさせ、その愚かさに崩れてしまいそうなんですね。

罪を償おうとしても、償わせてくれない状況の方がダメージは大きいような気がします。

僕もDEEN以外を好きになろうとして、消えることのない罪を背負わないように気を付けます(笑)
I’m guilty♪

逢いにゆくよ♪

作詞:池森秀一、作曲:山根公路、編曲:古井弘人

前曲とは打って変わって、真逆のラブソング♪
ラブラブな歌詞すぎて本当に同じ人が書いた歌詞なのか?と思ってしまうほどです(笑)

今日は二人の記念日にしよう、つまりプロポーズをしようとしているんでしょうか?
心がウキウキなので、知らない人や景色、空からさえも祝福されているように感じているんだと思います。

意外とウエディングソングとしてもピッタリなのではないかと思います。

眠ったままの情熱♪

作詞:池森秀一、作曲:山根公路・宇津本直紀、編曲:DEEN

DEENの盛り上がる系ソングかつロックメドレーの定番曲ですね!
めちゃくちゃかっこいい曲です!!
そして、DEENには珍しい応援系の歌詞になっているので、何かを頑張るときに聴きたいですよね!

そろそろ本気だそうかな

1番のサビ直前に歌うこの歌詞は、ライブではそのまま歌わずに少し間を置いてから「…そろそろ本気出そうかい!!」って叫ぶのが好きです。
また、アウトロにアレンジが入っていて、演奏がちょっと長めになっています。田川さんがドラムのHIDEさんの前に立って、ギター振りまくりながらを弾きまくるので、そこも好きなシーンです!

さよなら♪

作詞:池森秀一、作曲:田川伸治、編曲:DEEN & 池田大介

冬の名曲。
イントロからクリスマスを彷彿させるシャンシャンとなっている鈴の音が印象的です。

みんながクリスマスを楽しみにしている中、言われる前に切り出した「さよなら
失恋ソングなんです…
華やかなクリスマスとは真逆の寂しい自分、っていうのが「君去りしクリスマス」と同じですね。

溶けてく雪は来年も降り注ぐのに
君はもう戻らない

雪は溶けても、また来年の冬に降って戻ってくるのに対して、「さよなら」を告げた君はもう戻ってこないと対比させてる歌詞がいいですよね。
このアルバムの歌詞は色々考えて表現している感じの曲が多くて面白いです!

個人的に「来年も」の「」で半音上がるところが好きです。
1番でも「引き止め抱き寄せること「」出来ないままで~」と言ってますが、流れて歌っているからか、ちょっと強調されていない感じで違うんですよね。(わかる人いますか?笑)

メロディに注目すると、イントロで流れているギターがずっと同じリズムで流れていますよね。
良く聴くとサビとか間奏とか関係なくずっと流れています。
(サビの直前で音が下がったりもしますが←めっちゃ好きです)
こういうのを「リズムギター」っていうんでしょうか。
(音楽に詳しくないのであっているのかわかりません…)
そういうところに気づくと聴くときに気になって、そのリズムばかり聴いてしまいます(笑)
こんな癖のある曲を作るのは…やっぱり田川さんでした。

ライブで印象的だったのは、2016年武道館の「LIVE JOY Special-Ballad Night-
このライブの後半にあった「バラードメドレー」のトリでした。
ただでさえこの曲ってライブであまり披露してくれない曲なので、テンションが上がるんですが、その前に歌った曲の「LOVE FOREVERからのつなぎが神すぎるので、ぜひ一度見るなりして聴いてほしいです!!

君さえいれば♪

作詞:小松未歩、作曲:小松未歩、編曲:池田大介

15thシングル。
シングル曲の紹介はこちらから
(紹介ページ準備中なので↓に軽く書きます)

アニメ「中華一番!」のオープニングテーマ。
アニソンとして知っている方が多いかもしれません。

小松さん提供曲はかっこいいですよね!
ピアノとギターのバランスが絶妙な気がします。
DEENはギターが強めでピアノ弱めな印象なので、ピアノが目立つ曲は結構好きになったりします。

どこかのライブのロックメドレーで、瞳そらさないで〜君さえいればの流れがあったんですが、瞳そらさないでの「もう一度」から君さえいればのイントロに滑らかに繋がったのがすごい好きです。

君のいないholiday♪

作詞:池森秀一、作曲:宇津本直紀、編曲:DEEN

タイトル通り、失恋ソングです。
一見、楽しそうにいろいろおでかけをしているように見えるんですが、実はそれは幻で隣にはもう君はいないんです…

見なれた景色がいつもと違う
交差点の確認 返事はない

といったところからもわかりますね!

思い切り笑っている僕はいてももう君はいない…

あれ?これはあの曲か(笑)

歌詞に「ドリカム」とか「マービン・ゲイ」という、固有名詞を入れてるのも特徴です!
DEENの曲名を歌詞に入れることはありますが、こういった固有名詞を入れている曲はこれくらいじゃないでしょうか?
そういう意味ではレアな歌詞です!
ドリカムは日本人なら知っている方が多くいると思いますが、マービンゲイとは…?
調べてみると、アメリカの音楽史に残るようなアーティストだそうです。
ブラックミュージックとかソウルといったジャンルの曲なので、池森さんが好きなアーティストなんでしょう。

作曲は宇津本さんなんですが、ポイントはサビの最後にワンテンポずれるところ!
(「いつもと違う♪」の後ですね)
ライブで手拍子をしていると、そこで裏拍子になってしまうので、ライブでは「あれ?」となって、ちょっとややこしい感じになります。
それをライブ(2010年代後半どれかなんですが、わかってません笑)で披露する時に話していて、田川さんは「こんなややこしい曲をつくってしまって」なんて言ってたような気がします。
そのあとに、みやーんこと宮野和也さんが、「僕はこれが逆に好き」とも言ってました。
そのワンテンポズレるのをどう感じるか、聴き直してみてください(笑)

間奏に入るところで、メンバーの声が聴こえるんですが、池森さんの「ハハハ!」と爽やかに笑う声が入っているのがいいですね。
(池森さんファンの方は必聴!?)

A day in my life♪

作詞:池森秀一、作曲:山根公路・宇津本直紀、編曲:DEEN & 時乗浩一郎

最後の曲は、アカペラです!
メンバーみんなでアカペラを歌っています。
最初の「ボンボンボン♪」と歌っている部分は宇津本さんらしいですね!
しっかり聴くと池森さんのボーカルだけじゃなく、リズム系の声とかベース系の声など、色んな声が聴こえて楽しいです!
今日は何も考えずに丘の上に登りましょう!

特典など

特になし。
ケース内には、「LIVE JOY-Break3」の広告が入っていました。
映像化はよ

管理者の小言

このアルバムは、2nd Al 「I Wish」と共に個人的に一番最初に聴いたアルバムなので、自分の中ではけっこう長く聴いている曲たちになります。
それでも、飽きずに今でも聴いている曲ばかりなので、やっぱり名盤ですね!

最初に聴いたアルバム、と書きましたが、DEENを自分に教えてくれた友達(プロフィール参照)が、中古CDショップで100円で買ってくれたんですよね。
そこからDEENをずっと聴いています。

タイトル「The DAY」とあるように、ある日の一日を表しているかのような曲順になっていると思いませんか?
夜明けの2曲、日中の楽しかったりエモくなったり、夜の別れもあり、最後はみんなで囲んで楽しんで一日が終わる…みたいな感じです。
この話、先ほど出てきた友達の受け売りなので、管理者の小言でもないんですが、間違いないなと思ったので小言として載せておきます(笑)


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感想もお待ちしております。

え、欲しい情報がなかった?
公式サイトとかWikipediaをご覧になると解決するかも?

コメント

  1. Merlyn Campbell より:

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